7月15日(水曜日) ウレタン防水工法
おはようございます。
九州豪雨で各県で甚大な被害が出てます。
宮崎県は串間市などでの河川の氾濫が起きたりと報道されてましたね。
ここ数年は梅雨時期に大雨による被害が多く出てる印象です。
当社にも雨漏り被害の相談が増えてますが、屋根や外壁からの漏水は甚大な影響が出ますので早めの処置をされる事をお勧めします。
ウレタン防水(x-1工法)
先日施工した防水工事の一連の流れです。
人口芝が敷き詰めてありましが、経年劣化でボロボロになってました。
撤去後の状況です。人工芝をくっつけていたボンドなどが床にへばりついてましたので、電動工具でケンマしました。
高圧洗浄 状況
ケンマ後に粉塵や汚れ、コケ等を洗い流して綺麗にします。
コンクリートに等間隔に目地パッキンがあり、撤去する必要があるのではつり機で撤去します。
撤去後に空間ができますので、そこをシーリングで隙間をなくして保護します。
シーリング後の状況です。 これで雨水も入らなくなり、下地処理段階で何十にも防水しておく必要があります。
既存下地も凸凹してますので、専用のモルタルでフラットにしてあげます。
これで防水材の密着率も上がり、長期で防水加工が安定してくれます。
通気緩衝マット施工後 状況
長年雨水に晒されたコンクリートは、水を吸い込んで奥深くに滞留してる事が多々あります。
この工法はその水分や湿気を脱気筒から外に逃がす事が出来る工法です。
数十年スパンで施設を維持する事を考えると、メンテナンス費用が安くなる方が良いのでウレタン工法ではこの通気緩衝工法がベストかと思います。
ウレタン防水材を施工した後の状況です。
下地をしっかりと作る事で、防水材の破断や劣化を抑える事が出来ます。
最後にトップコートを塗装して完了です。
防水工事はいかに雨水の侵入を防ぐかと、その施工した防水面の長期維持が肝心です。
工事が完了した後も、年に1度くらいは点検しておくと安心ですね。
それでは本日も、てげ頑張って行きましょう!