4月18日(金曜日) 雨漏りの季節到来か!?
おはようございます。
最近雨が多くなってきましたので、雨漏りのお見積もりや工事が増えてきています。
本日も住宅の雨漏り現場の現調に行って参ります。
こちらは先日完了した、住宅の駐車場の雨漏りの現場です。
宮崎市佐土原町 車庫天井
天井のボードが雨漏りによる漏水で、カビがいっぱい発生している状況です。
近づくとこんな感じです!
ボードもたわんで結構ひどい状況でした。
屋上着工前 状況
塗膜防水に多い現状の[膨れ]が多数あります。
この現象は施工ミスによるものだったり、基礎のコンクリートに水分が多く含まれた状態で防水したりすると
こういった現象が起きやすい傾向にあります。
駐車場天井裏
腐食した天井のボードをはがしてみてると…。
こんなに水分が水滴になって鉄部に結露していました。
単純に雨漏りだけではなく、結露も原因のひとつでした。
結露による雨漏りもあるって知ってました?
気温差による結露の場合は壁で見えない状況が多いので、このように天井をはがして発見する事が多いです。
雨漏りの要因が二つあったので、それぞれに処置して対処しました。
屋上防水後、天井に換気口も数箇所取り付けて2重に施工。
膨れのあった箇所を切り取り後、防水専用のモルタルで既存の防水層の膨れを防止します。
今後起きうるクラックなどに追随するようにメッシュシートを入れておきます。
そしてウレタン防水をコテ仕上げにて2回塗布して完成。
なかなか骨のいる作業ですが、きちっと施工して上げないと長持ちしませんし防水層としての機能も不十分になってしまいます。
塗装とは違うので、やり方も施工方法もまったく違います。
そして天井裏に結露を起こさせない為に、換気口と取り付けて空気の流れを作りました。
これで今後の腐食は止まるかと思います。
一口に雨漏りと言ってもいろんな原因が考えられるので、ケースバイケースで対応しないといけません。
雨漏り工事は原因追求が仕事の9割と言っても過言ではないくらい、断定するのが難しい場合がかなりあります。
こちらの現場も今後は経過を見ながら、しっかりアフターもしていきたいと思います。
それでは本日も、てげ頑張って行きましょうね~。